それから、チャイムが鳴って、教室に戻ると、黒板には大きく【自習】と書かれていた。

「ねぇ七海・・・」

「どうしたの?」

「私、席に座れません。」

「どんまーい。私とお話ししてよ!」

「えー。」

まあ、あの女軍団の中にはいいって行く勇気はない。

「いいよ。」
って答えると、花のようにかわいい笑顔で笑っていた。