席に着くと担任が話し始めていた。
まぁ、いつものごとく聞き流すけど。
「秋野さんってあんまり何にも興味なさそう」
と、隣人から聞こえてくる。
「うん。」
「なんかさんな子を見ると、俺色に染めたくなるんだよね。」
「あ、そうですか」
「だから、覚悟しててね」
いやいや何の覚悟だよ。と心の中で突っ込む。
本当に私の周りには変な人が多いと思う。
ほんとめんどくさいことに絡まれるのはごめんだから正直そこまでかかわらないでほしい。
冷たく返したらかえしたでたたかれるのは私なんっだし本当に勘弁してほしい。
ほんと女の子ってめんどくさいんだから。
そっとため息をつき外を見る。
少しだけ訪れた変化はあるものの、今日も変わらず、いつもある、やってくるめんどくさい日常を送る。