「ハーナ!」
「うわっ!リンちゃん!」
後ろから声をかけてきたのは同じ栽培委員会のリンちゃん。
「今日から私たちも中2だよ〜」
「信じらんないね〜後輩ができるのかぁ…」
「ハナは先輩って言うより後輩から同級生って思われそ」
リンちゃんはくすくす笑いながら言った。
「もーう!私だって中学2年生だよ!ちゃんと先輩の威厳っていうのを発揮するんだから!」
「ハイハイ、応援してますよ〜」
彼女は喜羽 凛。幼稚園…いや、もう生まれた時からずっと一緒に過ごしてきた私の大切な友達…親友なのだ。
「おぉ〜入学式に相応しいくらいの綺麗な花が咲いてますな〜」
「ぶっ……ふふっ…くっ…」
「ちょ、リンちゃん!笑うなんて酷いよ!」
「ごめんごめん」
リンちゃんは涙を拭きながら
「だって、ハナったら自分の名前を呼んでるんですもの…面白くって…ぷっ…」
「もう!リンちゃん!早く水あげよ!」
「はいはい」
この時、私たちは思いもよらなかっただろう。こんな日常があっさりと終わってしまうことを…
冬まであと、1年─────────
「うわっ!リンちゃん!」
後ろから声をかけてきたのは同じ栽培委員会のリンちゃん。
「今日から私たちも中2だよ〜」
「信じらんないね〜後輩ができるのかぁ…」
「ハナは先輩って言うより後輩から同級生って思われそ」
リンちゃんはくすくす笑いながら言った。
「もーう!私だって中学2年生だよ!ちゃんと先輩の威厳っていうのを発揮するんだから!」
「ハイハイ、応援してますよ〜」
彼女は喜羽 凛。幼稚園…いや、もう生まれた時からずっと一緒に過ごしてきた私の大切な友達…親友なのだ。
「おぉ〜入学式に相応しいくらいの綺麗な花が咲いてますな〜」
「ぶっ……ふふっ…くっ…」
「ちょ、リンちゃん!笑うなんて酷いよ!」
「ごめんごめん」
リンちゃんは涙を拭きながら
「だって、ハナったら自分の名前を呼んでるんですもの…面白くって…ぷっ…」
「もう!リンちゃん!早く水あげよ!」
「はいはい」
この時、私たちは思いもよらなかっただろう。こんな日常があっさりと終わってしまうことを…
冬まであと、1年─────────