地獄のようなあの毎日の思いを。
死にたいよくなる毎日を。
ずっと星に願って願って願ってっ。
ずっと待ってたのに。
ーーだから、俺はキミを殺すーー
『そっか。』
俺は最初の「ない」の一言を聞いて、すぐに
昔のことを考えていたから、聞いてなかったんだ。
キミが「たぶんね。記憶のある限りではだけど、、、。」って言っていたのを。
『ただいまー。』
って誰もいないけどな。
誰もいないけどないつもの癖だ。
ーー寂しくならないようにーー
俺は花と別れてから5分で家に到着した。
けっこう家、近かったんだ。
いろいろと花とは縁があるな。
『ふぁ〜眠い。』
俺、朝からずっとこれ言ってるな。
飯食って風呂入って今日は、もう寝よう。
『おやすみ。』と誰も居ない部屋に響き渡る。
そして、深く眠りについた。
『俺ずっと前からお前のこと好きだったんだ。』
俺は人生初の告白をした。
もちろん心臓はもう言い表せれないほどに、バクバクで。
『かわいいなぁ。ホントに。いつも、俺の隣にいてくれてありがとうな。』
こんな1人の俺のそばにいつも居てくれたな。
『なぁ、キスしていいか?』
そう言うとキミはそっと頷き、目を閉じた。
嫌な夢見たな。
もうどうだっていい。全部、過去のことだから。
俺はお前が憎い。憎すぎて憎すぎてっ。
俺が壊れそうだ。
俺が壊れる前にっ、お前を殺す。
『おはよう。』と言い、素早く仕度を済ませる。
さぁ、今日も頑張りますか。
昨日以上にもっとアイツと仲良くならないとなぁ。
出来るだけ、そんなに時間かけたくないしなぁ。
そんなことを考えたら学校に着いた。
『おはよう。花、翔。』
俺は花と翔に声をかける。
「あっ、おはよぉー!!」
「よっ!」
お前ら、朝から元気そうじゃん。
俺はまだ疲れがとれてないよ。
本当はもっと寝たかったな。
「ねぇ、ねぇ。今日も倉庫くるでしょ?」
花、そんなに俺にきて欲しいのかよ。
なんつってな。
こう言うのって、定期的に通った方がいい感じのやつか。
花は、キラキラした目で俺を見てくる。
『うん、行こうかな。』というと、翔が、すぐに反応した。
「おっ、マジで?!」
うぉっ。ビックリした。
お前、声でけぇーよ。そんなに叫ばなくても聞こえるよ。バーカ。
「翔、声でかいよー。ちゃんと聞えてるって。フフッ。春正もきっとそう思ってるよ。」
俺の気持ちを花が代弁してくれた。
さすがだなぁ。
昔もこうやって、よくなにも言わなくても通じ合ってだもんな。
「え?そうなのか?!」
『まぁ、ね。ちょっとだけ思った。』
ちょっとじゃ、ないけどな。
優しく言っておいた方がいいだろう。
「もうそんなことはどうでも良くてね。今日、倉庫で大事なことがあるの。」
どうでもいいのかよ。おいっ!
それより、大事なこと?なんだよ。
「それは、倉庫に行ってから話しようぜ?」
いや、翔。気になるんだけど。
言うって言ってるのに、結局言わない。みたいな感じ、めっちゃ嫌なんだ。
「うん、そんだね。じゃあ、倉庫行ってからね。」
『えぇー。今、教えてよ?気になるんだけど。』
無理。今聞かないと。
「ダメでーす。」
は?
元はと言えば、お前が「大事なことがある」って言わなければ俺は気にならなかったんだぞ。
翔も、余計な提案するなよな!!
俺は心の中だけでイラついた。
なんでかって?
俺はさわやかキャラだからだよっ。
はぁ、結構このキャラは苦労するぜ。
‥まぁ、仕方がないか。
俺の正体がバレないためだしな。
『分かったよ。気になるけど、倉庫行くまで待ってるよ。』
俺はイラつきMAXだか、優しめに言ってやった。
俺は、結構短気だからな?
今の言葉は、滅多に言わない。
あぁ、早く教えてくれよ。
早く授業、終われー!
授業中、ずっとそればかり考えていた。
昼は、また5人で食べてその話が出ることはなかったが。
そして午後の授業もずっとそれについて考えていた。
ーーキンコーンカーンコーンーー
やっとだ。
さぁ、早く倉庫に行こうぜ。
『みんな、チャイムなったよ。早く行こう?』
はやく行こうぜー!!
大事なことってなんだなんだ?
「そんなに、はやく知りたいの?フフッ、面白いね。」
「ずっと、考えてたよな。今日。」
うっ。バレたてたのかよ。
翔は、本当に良く見てるな。
『あぁ。みんなが教えてくれないからだよ。』