何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜



「え?」という花。


『そうだよ。キミが憎くて憎くて、殺したくてたまらなかった。』


今までの俺は、な。

本当にキミを殺したいと思っていた。


「っっ。そ、そっか。やっぱり‥」


俺は花の声を遮って付け加える。


「それは今までの俺だ。でも、今は分からないんだっ!俺はどうしたらいいか分からないんだよっ。」


この時、俺はこの何とも言えない感情に振り回されておかしくなっていた。