何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜


俺は今日もあまり話さなかった。

だけど、帰りはいつも一緒に帰っていた。

なにも話さなかったけど。


でも、今日は違がった。


「ねぇ、公園で星を見ようよ。」


『‥うん、いいよ。行こうか。』



静かに花は口を開く。

だから、俺も静かに答えた。