何億もの星に想いをのせて。〜キミには敵わない〜


続けてキミは言う。

「その時、キミは強いんだって思った。それと、貴方の目がとても黒くて闇に染まっていた気がしたの。だから、助けたいって。救いたいって思ったの。」


あぁ、そうか。そうだったんだな。

確かに、闇に染まっていたと思う。

あの時は、本当に殺したくてたまらなかった。

でも、今はーー?


「本音は?本音はどう思ってるの?」

俺が色々考えている間に彼女がこう聞いてきた。