「はあっッ、んむッ・・・」
「っ・・・好きだ、好きだよ織果・・・」
「んっ・・・私も・・・しゅき・・・」
離した唇から溢れる唾液を頬へと垂らしながら潤んだ翠の瞳が俺に酔いしれているようで
理性が吹っ飛びTシャツの裾から手を入れ脇の下から腰を擦るように動かした。
「あッッ、だ、ダメだよりおー・・・」
ヴァンパイアの本能で唇が自然と織果の首筋に吸い付いていた。
吸い付きながら脈に沿って舌を細かく這わせていく。
「ね、りおー、だめぇ・・・んんッ」
可愛い甘い声が俺の脳内を刺激し、吐息を漏らしながら舌で白い肌を舐める。
その度にピクッと動く織果の足。
太ももを擦り合わせるかのような仕草にもう爆発寸前だった。
俺がキュロットの裾から織果の太ももへと手を這わせると織果が叫んだ。
「いやあダメダメ!!駄目だよ里桜!!!」
織果の足の裏が俺の腹を押し返すように力を入れる。
でも俺からしたらそんなん全然力なんて入ってなくって、既に俺の指はつけ根の手前まで到達していた。
やべえ・・・やわらかい・・・
最低すぎる俺の行動に、ついに織果が泣き始めた。
「いやだあああ"・・・・・ああああ"あ"あ"ん~」
泣きじゃくる織果に「しまった」とようやく現実に引き戻された。