「嘘、我慢しないで、ほら、少し休もう?」 「うん、ありがとう」 促されるまま、私は、近くにある椅子に座らせられた。 「どう?落ち着いた?」 少し経ってから、瑠奈ちゃんは心配そうに私に聞いてくる。 「うん、もう、大丈夫だよ。瑠奈ちゃん、ありがとう」 「星祈、疲れた時はすぐに言って?ね?」 「うん」 瑠奈ちゃんにまで心配かけちゃダメだよね。 今度からは、体調悪くなる前にちゃんと、対策取らないと。