「雛の手、冷えちゃってる。」
「夜空はあったかいね。」
「焦ったからね。」
「ふふ、ごめんね。」
なんて会話をしながら帰路に着く。
小学生の頃から変わらない。
夜空はずっと一緒にいてくれてる。
________________________________
「じゃあ、また明日ね。雛。」
「うん、また明日。」
家まで送ってくれた夜空。
わたしが玄関のドアを開けると、夜空の歩き出す音が聞こえた。
「ただいま。」
「おかえり、雛。先にご飯食べる?」
「うん、お腹空いたあ。」
今日のご飯はなに?と。
お母さんに話しかけながら、キッチンで手洗いを済ませる。
この香りは、多分カレーかな。
お母さんのカレー美味しいんだよね。
スパイスから拘ってて。
「そういえば、今日お隣の奥さんから聞いたんだけどね。
夜空くんが……」
お母さんとダイニングでカレーを食べながら今日あったことを話す。
お父さんは夜遅くまでお仕事だから。
基本、夕飯はお母さんと2人。
「夜空はあったかいね。」
「焦ったからね。」
「ふふ、ごめんね。」
なんて会話をしながら帰路に着く。
小学生の頃から変わらない。
夜空はずっと一緒にいてくれてる。
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「じゃあ、また明日ね。雛。」
「うん、また明日。」
家まで送ってくれた夜空。
わたしが玄関のドアを開けると、夜空の歩き出す音が聞こえた。
「ただいま。」
「おかえり、雛。先にご飯食べる?」
「うん、お腹空いたあ。」
今日のご飯はなに?と。
お母さんに話しかけながら、キッチンで手洗いを済ませる。
この香りは、多分カレーかな。
お母さんのカレー美味しいんだよね。
スパイスから拘ってて。
「そういえば、今日お隣の奥さんから聞いたんだけどね。
夜空くんが……」
お母さんとダイニングでカレーを食べながら今日あったことを話す。
お父さんは夜遅くまでお仕事だから。
基本、夕飯はお母さんと2人。