寒い冬道を歩きながら

冬空をみあげる.

どうやったら自分は変われるのかと。

けど空は答えてくれない

「・・!?」

急に飛びだした人影にぶつかり
ズボっと鈍い音が雪にはまった事を知らせる

冷たい温度が手や足に伝わり、たちまち雪だらけになった。

「・・・ってぇ」

明るい茶髪の男の子は

俯いたまま顔をあげない。