なんてこった、心まで読まれてたか。



「でも、今回おにいに言われて気づいたんだ。俺、海華にひどい態度ばっかとってたよね。ごめん。おにいが大好きなのは海華も分かってたんだろうけど、それでもあからさまな態度だったと思う。


これからは、ちゃんと家族として見れるように頑張るから」



と空くんが、言ってくれた…!!




「ありがとう空くん!大好き!」



「ちょ、ちょっとやめろよ…」



ちょっとだけ頰を赤らめる空くん。



やばい、ツンデレ可愛い。



みんなが呆れる中、私は空くんを可愛がっていた。