「…先輩が、ステージに立ってて、



…………………これ以上は言えない」



え!



「なんでそこ止めるかな!」



「だって恥ずかしいじゃん。人に恋バナ聞かせるのって」



「でもそこまで言って止める人いる?」



「いるよ、うみちゃんの目の前に」



「そういうことじゃなくて!」



なんてワイワイ言いながら、私達は5時くらいまでそのカフェで過ごした。



「じゃ、またねー」



「ばいばーい」



私は手を振って、鮎斗くんに別れを告げて家路につこうとしたが、とある光景を見て立ち止まった。








…どういう、こと…?