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講義も終わり、私は食堂で美優とあの2人を待っていた。
美優は藤澤を、私は西野くんを。
なんか、変な感じ。
男子と2人ってのもいつぶり?って感じだし。
「わり、お待たせ~」
「いいよー
じゃあ私たち行くけど…2人はここで話すの?」
「あ、うん
私はそのつもりだけど…いい?」
「うん。
そのほうが彼女にもバレなくていいし」
「あ、やっぱり2人は気が引けるんだね」
「まぁね」
それから美優たちはどこかにお出かけしていって、私たちは飲み物だけオーダーして適当に座った。
「宮瀬さんは何時までいい?」
「んー、4時かな」
「オッケー
まぁそんなにかからないと思うけどね」
「はは、そうだね」
サクッと決めていかないと。
じゃないと西野くんの彼女にも悪いしね。
何回も相談で会うのも悪いし。