*
「藤宮さんってかわいいよね。俺タイプ」
「ありがとうございます」
今日は、呼び出されたと思ったらそこにいたのは先輩だった。
しかも、なんかにやにやしていて気持ちが悪い。
「彼氏いないんでしょ?なら俺と付き合おうよ」
そして軽い。
「ごめんなさい。わたし今は恋人とか考えられなくて」
いつものように、同じセリフを口にする。
何回もうこの言葉をいっただろう。
今度から数えようかな。
「いいじゃん。俺なら麗華ちゃんを幸せにできると思うよ?」
さっきは藤宮さんっていったのに、今度は下の名前か。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…