――――――‥‥ ―――――‥‥ それから月日が経って 俺は2年になった。 この1年。 ほとんどバスケだけ って、言って良いほど 俺の頭はバスケで 埋め尽くされていた。 そして‥‥ 「空、今年はお前が出ろ」 目の前には 優しく微笑む、監督。 周りには 拍手をしてくれている、仲間。 「‥はい!」 やっと努力が報われた。 そう、思っていたのに。