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「あの!起きてくださいっ」




んー‥‥?



誰だよ‥‥。
人がせっかく寝てんのに‥




「もう、図書室閉めなきゃいけないんですっ!」





寝ぼけてる、俺の耳に届いた
言葉と声。




図書室‥‥?




あっ!!!





やっと、今の状況が読めた俺は
勢いよく、ガバッと起き上がった。





やっぱり‥。



俺、あのまま
寝ちまったんだ。





てか、今の声は‥‥?





そう思い
ゆっくりと視線を
横い向けると‥





そこには
見たことのない女が、居た。










これが、俺と未花の出会いだった。