「たっだいm───」

「しっ!」


バカでかい声でスキップしながら帰ってきたのは朔夜。

香水の匂いプンプンするし、声はデカいしで女の子が起きるかもしれない。



「はふははん!はほほひひふほ!ほんはほほ!」

「“遥さん!あそこにいるの!女の子!”…ですって。」

「なんでわかるの?湊都」


朔夜は口元抑えててふごふごいってただけなのに、何故か翻訳してくれた湊都。

やっぱうちの副総長は伊達じゃないな…。