ー 葉 月 S I D E ー

観覧車の中

葉「ねえ、晃。」

晃「んー?」

葉「咲羅大丈夫かな…」

いつも強気な私も、

咲羅のこととなると弱くなってしまう

晃「きっと大丈夫だよ。」

そう信じて、

観覧車から降りた時に咲羅を呼んだ。

だけど咲羅は涙を流しながら走り去った。



葉「晃、悪いけど咲羅の所行って。」

晃「わかった。」

晃は咲羅が走っていった方に走っていった。

葉「皐月、単刀直入に聞く。

咲羅に何をしたの。」

皐「…」

葉「答えないのなら、今後一切咲羅に

近づけさせないわよ。」

皐「…した」

葉「あ?」

皐「…キスした。」

プチッ

堪忍袋の緒が切れた。

葉「あんた何やってるのかわかってるわけ?!」

いつも同様しないくせに、

咲羅の事となるとダメになるのは

姉弟そっくり。

皐「…わかってる。」

葉「…はぁ。

晃が傍についてる。」

皐「ありがt…」

〜♪〜♪

ピッ

葉「晃?どうしたの?」

晃『葉月!!』

耳がキーンとする

葉「一体なに?」

晃『さ、咲羅先輩が…!』

葉「…えっ…?」

カチャン

携帯が地面に落とされた。

皐「葉月…?」

皐月が拾う。

皐「え…

葉月と向かう。」

ピッ

皐「葉月、行くぞ。」

皐月は引っ張っていった。

ー S I D E E N D ー