しかしオレは族の喧嘩中に足を骨折したり色々で、もう1年留年することに。




お金も入院とかしてる間は働かなかったので全然貯まらなかった。




授業料とか治療費とかどうしようと悩んでいると、海さんとか海さんの友達とかが色々手助けしてくれて。




それで、今年から緑高に通えることになった。




本当に海さんや海さんの友達、それに桜龍の皆には感謝してる。















「…って感じ」




オレは話を締めくくった。




「話してくれてありがとう」




「ああ」





「ねえ、…お母さんとお父さんのことは、まだ終わらしてないの?」




と聞く彼女。