「てか服どうしたの?」





「ごめん日向ちゃん、日向ちゃんの服小さいから入らないと思って、日向ちゃんのお兄さんの服出しちゃった」





申し訳なさそうに言う凛花ちゃん。





「ううん、全然!」





私は、家族の服を若干持っている。





だって捨てられないじゃん。





パパやママの服は多分ないけど、お兄ちゃんの服は捨てられなかった。