和弥は私がお金を出したからって遠慮してたのかもね。





今だってちょっとしか口つけなかったし。





あ、それか抹茶嫌いなのかもね。





「はい、ありがと!」




「ん」





アイスはあっという間になくなった。






私はアイスのゴミを捨てると、和弥のバイクに跨る。






ぽつっ。





「あ…雨?」