私は淡々と仕事をこなした
仕事にも慣れてきた
極力彼に近づかないように必死だった



秘書になって2カ月



川島をあの居酒屋に呼び出した



「仕事慣れたか⁇
なかなか会えないからさあ
どうしたかと思ってたよ」



川島の言葉は耳に入っていなかった



「川島〜私と付き合わない⁇」




「静流⁇何言ってんの⁇
もう酔ってんのか⁇」




「酔ってない
もしかして彼女いるの⁇」




だけどビールはすでに3杯目だ



「いないよ!彼女なんて
静流どうしたんだよ⁇」



「川島はさあ私の事どう思ってる⁇
ただの同期⁇それともただのセフレ⁇」



「はあ⁇そんな事思ってねえよ」



川島が少し怒ってる
私…変な事聞いた⁇



「お前らしくねえよ」



「はあ⁇私らしいって何⁇」



「おい!静流⁇どうしたんだよ⁇」



だんだん腹が立って来た
そうよ!私らしいって⁇



ビールを一気に流し込んだ



「帰る!」



「送るよ」