いや、結構大胆なことしたってのはわかってるけども…… 姉弟じゃなかったら絶対出来ない行動だってわかってるけども…… 「ひぃぃっ」 蒼の胸に顔を埋める。 「え、おい、え、え、」 私の行動が急すぎたのか戸惑いを隠せない蒼。 しばらくして状況を理解したのか 「ご、ごめんって。大丈夫だから、な?」 私の頭に手をおいて撫でてきた。