私は晴君の正面に座った

「明は何の勉強なの?」

「えーと...数学の宿題かな?」

「宿題なんだね」

「うん、家じゃ捗らなくてね.....」

「ふふっ まぁ家って誘惑が多いよね」

「そうなの!ついついスマホ触ったり
しちゃって.....」

晴君はニコニコ笑いながら
私の話を聞いていた

「晴君は読書好きなの?」

「うん、まぁね。小さい時から
時間があれば読んでたかな」

「そうなんだ」