「お、お邪魔します。」




ドキドキっ




部屋の中には2人しかいないから緊張する




「真菜はそこの部屋使って。先、風呂入るか?」




凌牙くんの家はリビングが広くて部屋がたくさんある




「うん、ありがとう。先入ろうかな。」




「わかった。」




それから荷物を置いてお風呂のお湯が溜まるまで凌牙くんとリビングのソファーに座っていた





「真菜、今日の奴らに何かされたか?」




今日の奴らとは三崎の人たちになりすましていた人だろう




「ううん。大丈夫だよ。」



嘘をついた……



キスをされたりしたけど心配かけたくないから



ほらっだって、キスされたからって今は無事なんだしっ




「嘘つくな。」




「えっ……」