「ただいまー!」

玄関から声がして、

お風呂から出て、髪をタオルドライしながら、

玄関の方を見ると、

「はるちゃん!おかえり!」

はるちゃんの帰宅。

「姉ちゃん大丈夫だったの?一人で。玲司心配してたよ?」

「え?本当?平気なのに!」

はるちゃんが荷物を下ろして洗濯物をだす。

「ちゃんと萌愛ちゃん送った?」

私の言葉に一瞬、はるちゃんが固まる。

あれ。

これは何かあったかな。

「どうしたの、なんかあった?」

「…好きって言われた。」

え!

そかそかおめでたい!

明日は赤飯かな!!

なんて、テンション高めではるちゃんをみると複雑そうな顔。

「…何て答えたの?」

「…ごめんっていった。」

私は動きを止める。

え?

なんていった?