「はぁぁぁ…忙しいぃ…」

机に突っ伏すように発した私の言葉に、

みんなが心配してくれる。

「だからバイト入れすぎんなって言っただろ?」

洸の言葉に胸が痛む。

「だって、だってこんな忙しいと思わなかったし、…何よりも専門に行く道を選んじゃったから少しでも学費を賄わないとはるちゃんの好きなとこ行かせられない…」

私の選択で、

はるちゃんの道が狭まるのは嫌だ。

まだ両親のお金は残ってるけどこの先何があるか分からないから少しでも自分で補えるものは補いたい…

「でもろくに寝れてないんでしょ?最近。」

綾の言葉にゆっくりうなずく。

夏休みだから時間ができると思っていたら、

大量の課題と、バイト、お仕事になりつつあるみんなとの活動、

やることは山積みで、

毎日、朝からお昼過ぎまでバイトして、

お昼からみんなと仕事して、

夜ご飯までに家に帰ってご飯と掃除と買い物を終わらせて、

はるちゃんが食べ終わったら片付けと洗濯をして、

そこから課題。

寝る時間は作っているけど短くはなってる。

何よりも…数日前のLINE。