「は…?あ、あーーーーーーっ!!」


そうだった。

あの男、これを見たんだった…。

あぁ、最悪…。

どこまでも締まらない今日一日。

でも、少しだけ…

ほんの少しだけ胸が高なったのは、
私だけの秘密にしておこう。




まだ見ぬ明日を思い浮かべながら、新しいページをめくる。

しっかりと前に進んで行けるように。