家に戻ると、バイクが二台置いてあった。



1つはひゅうがの。毎日乗っていたら分かる。



もう1つは…和弥の、かな。



和弥が来るなんて意外。



「え…」



凛花ちゃんは目を見開いていた。




目線の先には、ーひゅうががいた。




また、ひゅうがも凛花ちゃんをこれでもかというほど見ていた。



「りん…か?」



「ひゅうが…」



2人は、知り合いなんかじゃない。



きっと、ーもっと深い関係なんだ。