服を渡して、ひゅうがの顔をちらりと見る。



ーーーいや、でも凛花って多分普通の名前だし、勘違いでしょう。



私はそんな風に軽く考えていた。











「ヤッホー、日向ちゃん!こんばんはーー!



急にごめんね!」



凛花ちゃんは結局今日の夜に着いた。



その頃には色々片付けも終わっていたし、なんとかセーフ。



「ううん、全然!むしろ来てくれて嬉しいってゆーか!」



この広い家に1人で住むのは結構寂しい。