「…」




「…」




「…ねえ、お風呂借りていい?」




沈黙を破ったのは私だった。




多分、今は制服だから、昨日私は風呂には入っていないだろう。




「…おう」



ひゅうがはスマホをいじっている。



そんなに私といるのつまらんかったのか。



地味に傷つく。



まあいいや。



私はひゅうがから目を逸らし、風呂に入った。