「ちょっとこれ怖い!てかそこ痛い!」



「じゃおんぶにするか」



というわけで体制を整え直してここを出て、私たちは近くにあった車に乗った。



「ゴメン今日は運転オレだから後ろで咲羅も見てて!」



と空さんが言っていたのが聞こえたが、私はもう限界だった。



「寝てろ」


とひゅうがにも言われたので、お言葉に甘えて寝ることにした。