「ううん、私が何も話さなかったし…」



私は首を振った。



「とにかく、よかったな」



ひゅうがが頭をよしよしと撫でてくれた。



大きくてあったかい手。



なんか、すごくホッとする…。



パパを思い出す。



でも、まさか。



好き、とかじゃあないよね…?