「ふーん・・・・・・・・・。じゃあ苗ちゃん、今日はラーメン以外食べに行こうか」


「えっ・・・・・・・・・。はい、行きましょう・・・!」


 一瞬、どうしようかと迷ったけど行くことにした。


 一度も空さんや雅暉さんとの誘いに断ったことがなかったので、今日もし断ると変に思われてしまうかもしれないと思った。


 できる限り怪しまれないような行動を心がける。


 今まで、空さんと二人きりで働くことはあっても、ご飯に行ったことがなかったので少し心配だった。


 うまく話せるかな・・・。


 このやりとりを見ている雅暉さんは、どこか遠くにいる気がした。