遥くんの部屋は、すごく落ち着く。
「何があったの?騒がしかったけど‥」
「優希人君と、恵都兄が‥」
と、最初から最後まで話し終わると、
「新しい兄には気をつけた方がいいよ、
血が繋がってるからこそ、近づくのはやめた方がいい。何かされそうになったら、とりあえず、部屋に入って。勝手に入ってこないだろ、流石に」
「うん‥」
「兄貴も、優樹菜を守ろうと必死なんだ、
イライラしてて、気まずくなったら、俺の部屋来てもいいしさ〜、いつでもね!」
「あ、ありがとう」
「じゃあ、もうそろそろ寝ようか」
と言って、豆電球にしてくれて
一緒のベッドに入った。