「…ん」
ふと、寒くて起きたら、横には誰もいなかった。
時計を見ると、もう朝だった。
「恵都兄…?」
あれ?今日、仕事だったっけ?
1階に下りると、優希人くんに、遥くんに、由奈ちゃんに
恵都兄…が勢揃いでみんなそれぞれの支度をしていた。
私も一緒になって支度を始め、遥くんの隣に座った。
「優樹菜、おはよ?学校行くんだね、気をつけてね」
と、遥くんが言ってくれた。
「うん、ありがとう!ねぇねぇ、遥くん。何時に家出る?同じ電車乗れるかな??」
「8時半の電車に乗る予定!」
30分……頑張れば間に合う!!
「俺もその電車乗る予定」と、恵都兄も言った。
「頑張って支度するから、私も一緒の乗る!」
朝ご飯も、パパっと食べた。
早く用意しないと、恵都兄に絶対おいていかれる…!
遥くんは待っててくれるとおもうけど、わからない‥