理性というブレーキをかけようとすればするほど、そのブレーキを邪魔している自分がいる。 ブレーキをかけたくない。 でも、かけなくては。 そんな二人の自分と闘っている、僕。 いっそのこと誰かが止めに入ってくれたら、どんなにいいことか。 もう僕一人では今の僕のことを止めることができない。 誰かが止めてくれないことには……。 ……誰か……。 ……誰か……僕のことを止めて……‼