加恋ちゃんのことを独占したいという気持ちが日に日に増していく。
自分でも怖いくらいに……。
それでも、その気持ちを止めることはできなかった。
僕は加恋ちゃんのことが好きだ。
好きで好きでたまらない。
その気持ちも日に日に増していく。
そんな好きで好きでたまらない加恋ちゃんに触れていると、僕の胸の鼓動は激しく高ぶる。
体中の血液が激しく流れ、身体が熱くなっていくのがわかる。
そして好きで好きでたまらない加恋ちゃんに触れ続けていると、理性というブレーキがきかなくなりそう。
僕は加恋ちゃんに夢中になり過ぎて周りが見えなくなっている。
でもここは誰もいない星空の下、それが僕の救い。
誰もいない星空の下だから、僕の心のブレーキがかなり緩くなっている。
どうしよう……このまま僕は、きちんとブレーキをかけることはできるのだろうか……。
……でも、このあたりでブレーキをかけないと……。
そうじゃないと……僕は、どんどん加恋ちゃんに……。
僕は必死に理性というブレーキをかけようとしていた。
……でも……。