君との想い出が風に乗って消えても(長編・旧)

恋愛(ピュア)

朝陽七彩/著
君との想い出が風に乗って消えても(長編・旧)
作品番号
1601794
最終更新
2021/01/20
総文字数
94,437
ページ数
239ページ
ステータス
完結
PV数
23,020
いいね数
0
「今年もきれいに咲いてくれてありがとう」


僕がよく来る秘密の場所に咲いているきれいな一輪の花


花の名前はわからないけど、
僕は年に一度、
数日間咲いてくれるその花を見て癒されるし元気になれる。


……でも……なぜだろう……。
今年からなぜかこの一輪の花を見ると切ない気持ちにもなるんだ……。


どうしてだろう……どうしてこんなにも……。


どうして……こんなにも涙が出てくるのだろう……。


……辛いよ……。


……苦しいよ……。


僕は、どうしてしまったのだろう……。


……なにかが……。


なにかが引っかかる……。


でも何が……?


思い出せない……。


思い出せないんだ……。


……僕は……。


僕は……何かを……。


僕は大切な何かを……。







。・.・。・.*.・。・.・。・.*。・.・。*.・。・.・。・

草野 優

花や草や木を愛する中学二年生


花咲 加恋

優がいる中学校に転校してくる
優と同じクラス

。・.・。・.*.・。・.・。・.*。・.・。*.・。・.・。・








『君との想い出が風に乗って消えても【修正版】』を投稿したので、
タイトルの後ろに『(旧)』と付けさせていただきました。









あらすじ



 草野優は、花や草や木を愛する中学二年生。

 5月、優がいるクラスに一人の女の子が転校してくる。
 その女の子の名前は、花咲加恋。
 加恋は転校初日、優に意味深なことを言って……。

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