「手伝ってもらっちゃって
ありがとうございました
助かりました
早く終わってよかった」



「じゃあ、行きますか?」



「このままでもいいかな?」

優香さんがエプロンを取りながら言った



「うん、オレもこのまま行くし…
タクシー呼びますね」



「はい」



奥からバッグを持ってきた優香さんは

髪をほどいて整えてた