『…ま、柚真、』

「んん…?」

『さすがにそろそろ起きろ、もう夜中になんぞ、』


ぼんやりした頭のまま

目を擦ると

私はなぜか、ベッドの上にいた。


「あれ…、なんで私ベッド…?」

『座ったまま寝てたら身体痛くするだろ、』


目ぇ覚めた?と言われて

侑の方を見ると、机の上にノートが広げたままになっていて

私は一気に目が覚めた。