柚真との関係は

恋人同士になってからも、あまり大きくは変わっていない。

ただ、少し今までよりもスキンシップが増えて

お互いが好きだということが、白黒はっきりしただけだ。


「んん…、あつ、む…、」

『ん?』

「ん…、…すぅ…。」

『………寝言かよ笑』


すやすや眠る柚真の頭を撫でると

気持ちよさそうに俺の手に擦り寄ってきて

俺はしばらくその状態から動けずにいた。


-侑side end-