『っし、充電完了、』

「か、勝手に人で充電しないでよっ…、」


私が言うと

そんな私にはお構い無しに、侑はノートを開き始めた。


「あー、もう…。…ほら見せて、どこ?」

『ここ、これなんだけど…、』


見せて、と身を乗り出すと

肩が侑の肩に触れて

今まではそんなこと意識しなかったのに

こんな些細なことでさえも

私の体温を上昇させた。