「わーっ、できたぁ…、」

「うんうんいい出来。じゃあこれ、ちょっとあの2人に持ってくね、」


カットしたチョコレートテリーヌを1切れお皿にのせて

羽瑠はリビングにいる立花と氷室に声をかけた。


『おーっ、すげぇ、』

「感想教えて、詳しくね。」

『詳しくってお前…、』


立花は苦笑いして、一口食べると

上手い、と顔を上げた。