響ちゃん、心配してくれたんだ.....。

響ちゃんの優しさに泣きそうになる。

嘘ついたことへの罪悪感に押し潰されそう....。

「響ちゃんの納得行く説明なんか思いつかなくてさ、もう言っちゃったんだよ、ゴメン.....。」

あのりっちゃんが謝ってきたことにビックリしてしまった。

「りっちゃんが、謝った....。」

「つーがアメリカに行く決心したのって響ちゃんから離れる為だったって知ってんのに、俺がそのつーの気持ちぶち壊したみたいな気持ちになって.....。ねぇ、許してくれる?」

弱々しい声を出すりっちゃんは久しぶりだ。