戸上さんは悪魔だけど紳士的で家まで送ってくれた。

「それ以上ブスにならないように早く寝ろよ。」

余計な一言も添えて。

シャワーを浴びて、戸上さんに言われた通りこれ以上酷くならないように念入りにスキンケアをして、ベッドに入った。

玉砕決定で告白するのもアリかなぁ。

響ちゃんに告白しないと前に進めない気がしてきた。

だからって今は遠く離れたアメリカにいるからすぐには伝えられないけど。

響ちゃん、元気かな.....

少しは私のこと思い出してくれたりしたかな?

なんとなく携帯を見るとメッセージの通知が目に飛び込んできた。