「.....落ち着いたか?」

戸上さんに泣きながら響ちゃんに失恋した経緯を話した。

「はい....すみません」

カツ丼を綺麗に平らげた私は素直に謝った。

アメリカに来て大丈夫だと思っていたけど全然立ち直れていなかった。

「隣に住むって....すっげぇ勇気いるよな」

「ちゃんとわかってなかったんです.....」

りっちゃんにも言われたし本当にダメだな、私。

「もう告白したら?」

戸上さんから衝撃の提案をされた。

「戸上さん、酔ってます?」

「酔ってないし、飲んでない。」

というか人の話聞いてました?