「怒られたら落ち込むのは仕方ないけど、怒るのは紬のことをちゃんと考えてくれてるってことだよ。どうでもいい相手には怒ったりしないんだよ。」 響ちゃんはいつも優しい言葉で元気付けてくれる。 響ちゃんをもっともっと好きになる。 「紬が元気になるようにピザでも頼むかー」 「本当?やった!」 私の頭を撫でながら電話を掛ける響ちゃん。 3つ年上の響ちゃんからしたら私は子供なのかもしれない。