りっちゃんは双子の弟の律。 「響ちゃんのとこにいるんだと思ってた。」 「いたんだけどね....」 りっちゃんがソファに座って、隣に座るように促す。 りっちゃんの隣に座ると張っていた気が緩んだ。 「何?彼女でも来た?」 「うん...すごく綺麗な人だった。」 自分で言っといて泣きたくなる。 「隣に住むってことはそういうことを間近で見るなんて簡単に想像出来たよね?」 りっちゃん、厳しいな....